皆様すた丼はご存知でしょうか?
夏の疲れも吹き飛ばし更には一度食べると病みつきになるパワフルな豚肉どんぶりです。
東京・国立で愛された味が引き継がれ、現在では全国でも食べられるメニューとして人気のどんぶりです。
以前にご紹介させていただいた
で紹介させていただいた、継承され広がりを見せる文化に似た匂いのするメニューです。
こだわりから作られ、小さな地域から広がり継承され、更に広がる食となり、美味しいものには人の努力や
広げたいという思いが込められ浸透していくのですね。
すた丼を紹介したいと思います。
すた丼とスタ丼?発祥のお店は国立にあるサッポロラーメン?
すた丼はスタ丼とも書かれます。
同じ食べ物なのか違うのか記事内で解明していきます。
初めて作られた経緯も併せてスタ丼のルーツからどの様などんぶりものなのかご紹介したいと思います。
すた丼のルーツは国立にあるサッポロラーメンさんです。
- 名物スタ丼 サッポロラーメン 国立本店
- 住所:東京都国立市西2-10-4
- TEL:0425759590
元祖・スタ丼が食べられる店舗の詳細です。
スタ丼が作られた始まりはこちらのお店の創業者が
「若い奴らに安くてうまいものを腹いっぱい食べさせたい!」
この思いから始まり作られたのがスタ丼なんです。
個人店舗ならではの粋な計らいですね。
昔はよく聞こえたセルフから愛されるメニューが作られる事は多く聞きます。
当時の学生たちの腹を満たし、学生の中でも継承され地域でその味が愛され続ける事となったのですね。
サッポロラーメンとの店名からラーメンもありますし、様々なメニューを提供するこれぞ「男飯」と言わんばかりの店構えです。
店舗の様子
この投稿をInstagramで見る
何とも昭和の香りが残る趣のあるお店です。
現在はこの本店しか店舗は残っていないそうですが、80年代には3店舗あり賑わったようです。
店舗ごとで学生さんの心をつかんだのでしょうね。
豚のスタミナあるどんぶりと言ってもビジュアルも気になりますよね!
こちらがインスタグラムで見つけた元祖スタ丼・サッポロラーメン国立本店のスタ丼となります。
この投稿をInstagramで見る
そのボリューム!間違いなしの満足度ですね。
ネギと豚肉を炒めて卵をのせた一品でニンニクのパンチの効いた匂いが漂ってくる。
まさに男飯です!
ニンニクを利かせて精力的に腹いっぱい食べさせたいという創業者の若者への思いが伝わってくる味付けです。
スタ丼を広めた!?伝説のすた丼屋とは?そしてスタ丼からすた丼へ
お気づきの方もすでにいらっしゃると思いますが、楽天での販売でご紹介させていただいてるショップは
「伝説のすた丼屋」ですね!
発祥のサッポロラーメンではありません・・・
「なんだ~元々の元祖の味じゃないんだ!」はまだ早計ですよ!
実はその理由には深い事情があります。
前文でサッポロラーメンさんの詳細をご紹介いたしました。
その際に盛んな時期には3店舗あったとお伝えしました。
弟子が2人おり、味を継いでおられるそうです。
そのお一人が昔サッポロラーメンで修業をされていて、「伝説のすた丼屋」ですた丼を日本に広げておられる
早川秀人社長なのです!!
しっかりとその味を修業時代に引き継ぎ、すた丼を日本各地に広めているのですね。
元祖を作った「サッポロラーメン」創業者の昔からの味。
それを守り更にチャレンジされる「伝説のすた丼屋」の味なんです。
お気づきになりましたでしょうか?
私も文面で「スタ丼」「すた丼」を区別しております。
こうして元祖「スタ丼」は継承され「伝説のすた丼屋」の「すた丼」
と変化を遂げたのです。
伝説のすた丼のビジュアルも気になりますよね!
しっかりインスタグラムで見つけました。
どちらのすた丼もインスタでもハッシュタグで多く扱われ、その人気ぶりがうかがえました。
この投稿をInstagramで見る
ほとんどその見た目を変えることのない、まさに「すた丼」ですね!!
伝説のすた丼屋ではから揚げなどのトッピングも好評で更にボリューミーなメニューも開発されています。
すた丼女子なるハッシュタグもあり
現在では、「男飯」のみならず女性からも好まれている様子です。
伝説のすた丼屋の伝説とサッポロラーメンの俳優・宇梶剛士さん伝説?
すた丼には様々な伝説が残っているようです。
日本に広めた「伝説のすた丼屋」のネーミングにもそういった意味合いがあるのかもしれませんね。
- 「伝説のすた丼屋」の伝説
- 俳優・宇梶剛士さんが関わるサッポロラーメンの伝説
こちらもご紹介して参りたいと思います。
・「伝説のすた丼屋」の伝説
すた丼が45周年を迎える日に通常(並)630円のどんぶりを1000杯限定で100円で振る舞うというイベントを実施。
先頭に並ぶ方は、朝7時から並んだと言います。
すた丼の始まり「サッポロラーメン」には、この後ご紹介する「俳優・宇梶剛士伝説」の他にもインパクトのあるエピソードを残されているそうです。
創業者「橋本省三」さん自体がインパクトがあります。
その人物そのものが伝説でもあるようで、元ボクサーで関東大会で3位にもなった実力者!
若者から慕われ「オヤジ」の愛称で呼ばれていたそうです。
その伝説を店名に挙げる理由もここからではないでしょうか?
伝説的なインパクトもこの1000杯で継承されたのですね!
・俳優・宇梶剛士さんが関わるサッポロラーメンの伝説
宇梶剛士さんと言えば暴走族・元総長という、やんちゃな過去を持つことも知られた話ですよね。
そんな宇梶さんは国立出身でオヤジとすた丼に魅了され
今現在も通い続けているそうです。
オヤジのスタ丼は心を食わしてもらっている
と熱く語られています。
やんちゃ盛りの当時の宇梶サンでも怖いと感じる「オヤジ」!
店前をバイクで走るとうるさいと追いかけられる。
店前で喧嘩すると出禁
飯は残すな!残すと追加料金250円。
のように礼儀やルールを教えてもらい、すた丼を通し店主の心に惹かれ通われていたのですね。
そんな当時の店主・橋本省三さんはなくなられているのですが、今でも生きているかのように話題になるという。
暴走族のヤンキーも一橋大学のエリートも大学生の女子も・・・
お店に来ればひとくくり、すべての若者から慕われる店主であったことが伺えますね。
現在本店を守られているお弟子さんでもあり、宇梶さんの後輩にもあたる方が舩津正則さんです。
当時の「オヤジ」の店をそのまま守りたいとお店を続けられています。
宇梶さんも当時は一目置かれる存在だったようで、宇梶さんが後輩の分も併せて1000杯頼んだ!
当時店主が集会について回っていたなど・・・
伝説に尾が付いた話が出るほどになっていたそうです。
まとめ
「すた丼」「スタ丼」・・・
始まりは、「若い奴らに安くてうまいものを腹いっぱい食べさせたい!」との
当時の店主の心とともに作られ
その意を継ぎ日本へ広げた「伝説のすた丼屋」
その広がりは美味しいというだけでなく、そこに添えられた思い出や若者を思う心。
それらを愛して食べられた人や、スタ丼・原点「サッポロラーメン」店主という人柄が継がれ、広がり続けているのですね。
お店の雰囲気もそのまま残す「サッポロラーメン」のスタ丼。
その味や思いを広げられた「伝説のすた丼屋」のすた丼。
どちらも食べてみたくなりましたね。
コメント