秋が旬の薬味・徳島の名物でもあるすだち。
あらゆる秋の味覚をさらにおいしく引き立ててくれるすだち。
秋刀魚は当たり前ですが、これからの鍋などにも最適です。
すだちを使用したポン酢など加工品は増えていますが、本来すだちそのものに含まれる栄養素で色々な効果があることはご存知でしょうか?
秋の味覚の引き立て役、すだちをご紹介したいと思います。
すだちの栄養と効能で脂肪を代謝しダイエットにも最適?
今までにうどんなどで記事にさせていただいてもいますが、四国には縁がありすだちにもなじみが深い方です。
毎年旬のこの時期はすだちを箱買いしています。
お勧めの使い方やすだちの栄養で得られる体に期待できる効果などを合わせてご紹介できたらと思います。
すだちで更にに美味しくなる秋の味覚
・秋と言えば秋刀魚
今年はまだまだ収穫量が少ないようでお高くなっている秋刀魚ですが、旬な時期は逃さず一度は食べておきたくなりますよね。
特に焼いて食べるのがとっても美味しいです。
焼いた秋刀魚にカットしたすだちをそのまま絞って、醤油を数滴たらして召し上がられると最高ですよ!!
・すだちが脂肪の代謝に効果的?
すだちの皮にはスダチチンという成分が含まれております。
この成分はポリフェノールの一種で内臓脂肪を落とす働きがあります。
果汁にはクエン酸が含まれ新陳代謝を促します。
身体に脂肪がたまりにくく、ダイエット時に理想的な体内の準備が出来る効果的な栄養素です。
・すだちの皮の摂取方法は?
皮をどのようにして食べればよいかわからない方も多いと思いますが、色々なレシピがあります。
代表的なのはジャムにしたり、オリーブ漬けにする。
柚子胡椒の様にすだち胡椒としてアレンジして食べるたりします。
お隣香川の記事でも書かせていただいたうどんですが、こちらのうどんにも相性ピッタリです。
香川のご当地グルメが気になる方はこちらも併せてお読みください。
おそばなどの薬味としてもおいしく召し上がれますよ。
しかし絞って食べるだけでは摂取できる量が1日にあまり多くないですよね。
先程お勧めしたジャムなども良いですが私が普段のものとして使うのは自家製ポン酢です。
自家製と言ってもそれほど難しいものではありません。
すだちのしぼり汁と醤油とだし昆布鰹節みりんなどを合わせて寝かせておくだけです。
もっと簡単なものでは、すだちのだし汁と麺つゆと醤油と酢を合わせる。
こちらを普段使うポン酢として代用すると普段からすだちの栄養素を頂くことができます。
冷しゃぶにかけたりしてもおいしくいただけますよ。
・すだちの美容と疲労回復の効果
すだちに多く含まれるビタミンCは抗酸化作用でしみそばかすを防ぐ効果があります。
リモネンという成分も多く含み、疲労回復や代謝を促進したり血液をサラサラに作用するクエン酸成分なのです。
クエン酸はビタミンCと相乗効果を発揮し、鉄分吸収をアップしたり肌のきめを整えたりと女性にうれしい美容効果の働きを促します。
先程紹介した「スダチチン」で内臓脂肪を落とす働き以外にも、血糖値を下げる効果を持ち糖尿病予防にもつながります。
すだちで得られるその他の栄養や効果リラックス効果も?
・すだち湯は健康の最適!元気な体を作ってくれる
食べる以外に有名というとすだち湯ですよね。
お風呂に浮かせて豊かな香りでゆっくりつかる何とも贅沢なひと時ですよね。
絞った後の皮などを取っておいてお風呂に浮かべるだけでも十分です。
ただ香り良いだけではなく、すだちのビタミンCを直接吸収できます。
香り成分の匂いをかぐことで冷え性や肩こり、精神を安定させてくれるリラックス効果も得る事が出来ます。
疲れた体を癒すには最適のお風呂ですよ!
8月ごろから秋にかけて旬を迎えます。
旬の時期で栄養素たっぷりの時期にすだちを取り入れてみてはいかがでしょうか?
目にはするけど特に日頃から取り入れたことはない方なども、ポン酢として保管して置くといいですよ。
時期を過ぎても長い間すだちの栄養を身体に摂取することも可能ですよ。
しかし、すだちが欲しいなってなるのは、やはり焼き秋刀魚がテーブルに並ぶ秋の時期が多いですよね。
今年も秋刀魚とすだちで晩酌したいですね。
まとめ
徳島の名産でもあるすだちをご紹介いたしました。
すだちに含まれる多くの栄養素で体に良い事が沢山ありますよね。
晩酌というとすだち酒を作って飲まれるお酒好きな方も多いですよ!
梅酒と同じ作りで美味しくいただけます。
お酒が好きな方にはこちらもお勧めですね。
絞るだけのイメージで中々多く触れる機会がないすだちですが、記事を思い出していただき美味しく頂ける旬の時期にすだちをご家庭に取り入れてみていただきたいと思います。
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